現像ソフトって必要?
写真はRAWで撮って現像(今はLightRoom。ちょっと前まではCaptureOneを使ってたけどバージョンアップ代が・・・)するのが当たり前だと信じて疑わなかったけど、最近聞いた某写真家さんの、
カメラの弱点はメーカーが一番知ってるんですよ
と言う言葉が目から鱗だった。
カメラ内現像の時にかなりやらかしてるんじゃないか?
・・・と(笑) 中井さん(あ、言っちゃった(笑))の場合はSONYの事だけどたぶんそれはCanonも同じで、つまり弱点を解ってるから、カメラ内現像の時にこっそり弱点をリカバリーしてるんじゃないか、と。
記事の写真はその比較で左がカメラ内現像、右がLightRoomで設定変更なしでの現像。見た目の違いは明らかで、後は個人の好みの問題だからどっちが良いとは言えないけど、個人的にはカメラ内現像の方が好みに合うな〜。
カメラ内現像を使う事の一番の利点は、LightRoomでの作業はトリミングくらいで済むから後工程がめっちゃ楽!ってこと(最近撮って出しがずいぶん増えた)。もちろんその為には撮影時の作り込みが必要な訳だけど、それはRAWだけで撮る時も本来は必要な作業。
さらにメリットとして、その場で作り込む過程で、何をどう撮りたいのかを自分の中で明確にできるというのがある。桜の柔らかさを撮りたい、緑の鮮やかさを撮りたい、水鏡をきれいに撮りたい、などなど・・・
そうなってくるとRAWで撮る必要ないなぁ・・・ そしたら現像ソフトも要らないなぁ・・・
なんて思ったりもするけど、失敗した時のリカバリーなんかを考えると怖いから、結局RAW+JPEGで撮ってしまうのだけども(^^;